Friday, February 16, 2018 11:24 AM

北朝鮮や米核戦略を議論 ミュンヘン安保会議開幕

 世界の首脳らが北朝鮮の核・ミサイル開発で緊迫する朝鮮半島情勢や、小型核の開発を盛り込んだ米核戦略指針「核体制の見直し(NPR)」などについて議論する「ミュンヘン安全保障会議」が16日、ドイツ南部ミュンヘンで開幕した。

 日程は18日までの3日間。核兵器禁止条約の採択に尽力したとしてノーベル平和賞を受賞した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)からはベアトリス・フィン事務局長が出席予定で、核軍縮にも焦点が当たりそうだ。

 サリバン米国務副長官や中国の全国人民代表大会(全人代)外事委員会の傅瑩主任らが北朝鮮の核開発などについて話し合うシンポジウムも開催。会議ではイランのザリフ外相も登壇する予定で、トランプ政権が見直しを求めているイラン核合意も議題となる。(共同)