Tuesday, February 20, 2018 11:25 AM
JDI、中国勢と交渉難航 アップル不振で方針転換
経営再建中の中小型液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)が進める中国メーカー3社との資本提携交渉が難航していることが20日分かった。主要顧客であるアップルの最新スマートフォン「iPhone(アイフォーン)X(テン)」の販売不振が背景。当初方針を転換し、複数の投資ファンドを引受先とする第三者割当増資の検討を本格化し始めた。
JDIは、財務体質を改善するため中国の液晶パネルメーカー京東方科技集団(BOE)などから出資を受け入れる方向で交渉を続けていた。3月末までの決着を断念し、2018年3月期の連結純損益が4年連続の赤字になることは確実。現在は18年4〜6月期での増資を目指している。
有機ELパネルを採用したiPhoneXの販売低迷で、液晶から有機ELへのシフトが進むと見られていた目算に狂いが生じた。今後のiPhoneでも液晶を搭載した機種が残るとの観測が強まり、JDIが開発中の技術を生かして有機ELの量産に乗り出したいと考えていた中国勢は慎重姿勢に転じた。(共同)
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