Wednesday, February 21, 2018 11:14 AM

女子団体追い抜き「金」 メダル11個、最多長野抜く

 平昌冬季五輪第13日の21日、スピードスケート女子団体追い抜き決勝で、日本は高木美帆(23)=日体大助手、高木菜那(25)=日本電産サンキョー、佐藤綾乃(21)=高崎健康福祉大=の布陣で2分53秒89の五輪新記録をマークしてオランダを破り、金メダルを獲得した。

 日本のメダルは11個で、1998年長野五輪を上回り冬季大会最多となった。今大会の日本の「金」は3個、通算では13個。

 高木美は1500メートルが2位、1000メートルが3位で金、銀、銅のメダルを得た。長野五輪で金2、銀1を手にしたスキー・ジャンプの船木和喜に次いで、冬季五輪の1大会で三つのメダルを獲得した2人目の日本選手となった。男子で日本は5位だった。

 フィギュアスケートは女子ショートプログラム(SP)が行われ、宮原知子(19)=関大=は4位、坂本花織(17)=シスメックス=は5位で23日のフリーに進んだ。「ロシアからの五輪選手(OAR)」として出場した15歳のアリーナ・ザギトワが世界歴代最高を更新する82.92点でトップ、世界選手権2連覇中のエフゲニア・メドベージェワが2位につけた。

 カーリングは男女の1次リーグ最終戦が行われ、LS北見の日本はスイスに敗れたが、米国がスウェーデンに敗れたため4位となり、男女を通じて日本勢初の4強入りを決めた。23日の準決勝で韓国と対戦する。男子のSC軽井沢クは韓国に屈し8位となった。

 スノーボードは男子ビッグエア予選を実施し、大久保勇利(17)=ムラサキスポーツ、国武大晃(16)=STANCER=は敗退した。(共同)