Wednesday, February 21, 2018 11:16 AM

銃連射装置の規制検討指示 トランプ氏、高校乱射受け

 トランプ大統領は20日、銃の連射を可能にして殺傷能力を高める「バンプ・ストック」と呼ばれる特殊装置の禁止措置を検討するよう司法省に指示した。ホワイトハウスのサンダース大統領報道官は記者会見で、政権は自動小銃の購入が可能になる年齢の引き上げなども検討する見通しだと述べた。

 フロリダ州の高校で17人が犠牲になった14日の乱射事件を受けて銃規制強化を求める声が広がる中、対応を迫られた。しかし、保守派の規制反対論は根強く、先行きは不透明だ。

 トランプ氏は米史上最悪の銃乱射となった昨年10月のラスベガスの事件後にも特殊装置の規制を検討する考えを示したが、取り組みは進んでいない。(共同)