Thursday, February 22, 2018 11:58 AM

オバマ前政権への捜査迫る トランプ氏、ロシア疑惑で非難

 トランプ大統領は21日、米大統領選干渉疑惑でロシアの介入を防げなかったオバマ前政権への捜査が行われるべきだとの考えをツイッターで主張し、セッションズ司法長官に捜査を迫るような書き込みをした。トランプ氏は疑惑に絡んで前政権や連邦捜査局(FBI)を連日のように批判しており、非難の矛先を政権からそらす狙いとみられる。前政権への捜査が実際に行われるかは不透明だ。

 疑惑を巡って司法省は16日、大統領選に不正に介入した罪でロシア人13人とロシア企業3社の起訴を発表。トランプ氏は18日「オバマ氏は(ロシアの)脅威を知りながら何もしなかった」とツイートした。

 21日は「ロシアの干渉は全てオバマ政権で行われた。オバマ氏はなぜ何かしなかったのか。民主党の犯罪がなぜ捜査されないのか」と疑問を呈し、捜査されない理由を「セッションズ司法長官に尋ねよう!」と訴えた。(共同)