Friday, February 23, 2018 10:48 AM

27日の予算案通過へ調整 与党方針、野党応じず

 与野党は23日、2018年度予算案の衆院通過日程を巡り、協議を続けた。与党側は、順調に審議時間が積み上がっているとして27日の衆院予算委員会で採決する日程を改めて提案した。野党側は裁量労働制に関する厚生労働省調査の不適切データ問題を受け、働き方改革関連法案の今国会提出を断念するよう要求。与党から回答が得られるまでは、採決に応じない構えだ。

 与野党は23日の衆院予算委理事会で安倍晋三首相が出席する集中審議を26日午後に実施する日程で合意。同日午前は分科会を行う。

 17年度予算を巡る衆院予算委の審議時間は約76時間。18年度予算案は22日時点で約75時間審議しており、集中審議を実施すれば、17年度を上回る計算だ。(共同)