Friday, February 23, 2018 10:49 AM
大統領娘婿への情報制限か 米政権、権限巡り対立も
トランプ大統領の娘婿で外交に深く関わるクシュナー大統領上級顧問が機密情報に触れることができなくなる可能性が浮上している。ホワイトハウス当局者としての適格性を調べる経歴調査が終わっておらず、情報管理の徹底を図るケリー大統領首席補佐官が制限を検討。クシュナー氏は強く反発し、対立が深まっているという。
当局者は連邦捜査局(FBI)などが実施する経歴調査を終えて機密情報へのアクセスの許可を得なければ、職務を続けることは事実上困難になる。
米メディアによると、トランプ政権ではクシュナー氏を含め数十人の当局者が経歴調査をまだ通過できず、仮の許可で機密情報に接してきた。だが、家庭内暴力が原因で調査を通過できないとFBIが判断したホワイトハウス秘書官(辞任)が機密情報を扱い続けていたことが今月発覚し、情報管理の在り方に批判が噴出。ケリー氏は16日、機密情報の取り扱いを厳格化する方針を通達した。(共同)
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