Thursday, March 01, 2018 11:28 AM
ロシア五輪委の資格停止解除 ドーピング問題、会長発表
ロシア・オリンピック委員会(ROC)のジューコフ会長は28日、国ぐるみのドーピング問題により、国際オリンピック委員会(IOC)から科されていた資格停止処分が解除されたと発表した。IOCが同日、ROCに連絡したという。
ジューコフ氏はIOCの決定は「非常に重要」と評価する一方で、ロシア反ドーピング機関(RUSADA)はまだ資格が回復されていないとして、早期の資格回復を目指すとした。
IOCは昨年12月5日、国主導の組織的ドーピングがあったとしてROCの資格を停止。2月に行われた平昌冬季五輪ではロシアは選手団の派遣が禁じられ、潔白を証明した選手のみが「ロシアからの五輪選手(OAR)」として個人資格での出場が認められた。出場した選手は国旗や国歌の使用は認められなかった。処分解除により、ROCは国内オリンピック委員会(NOC)としての活動が可能になるとみられる。(共同)
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