Thursday, March 01, 2018 11:32 AM

暴力防止へ超党派協力訴え 高校銃乱射でトランプ氏

 フロリダ州の高校銃乱射事件から2週間を迎えた2月28日、トランプ大統領はホワイトハウスで共和、民主両党の議員と学校の安全対策や銃規制について会合を開いた。「私たちは超党派で指導力を発揮し、愚かな暴力を終わらせる」と協力を訴え、再発防止に向けた「総合的な対策」をまとめるよう求めた。

 トランプ氏は国民の武装の権利を認めた合衆国憲法修正第2条を尊重する立場は堅持しているが、事件で対策を求める世論が高まる中、一定の規制には前向きな姿勢を見せている。

 トランプ氏や共和党議員を選挙で支援してきた全米ライフル協会(NRA)は銃規制に反対しており、トランプ氏はこの日の会合で一部議員はNRAを恐れて銃規制に消極的だと批判。NRAを恐れずに対策を取るべきだとの考えを示した。(共同)