Friday, March 02, 2018 11:11 AM
派閥抗争で辞任ドミノ トランプ政権、側近ら次々
米政権ではトランプ大統領が最も信頼を寄せていたヒックス広報部長が2月末に辞任を表明し、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が4月にも辞任すると報じられた。ホワイトハウスで派閥争いが先鋭化し、政権は発足1年を経ても「辞任ドミノ」が続いている。
政権内では、トランプ氏の家族や実業家時代からの関係者のチームと、軍出身者の派閥、富裕層のグループなどが互いに反目し合う。セッションズ司法長官やティラーソン国務長官ら他の高官の辞任観測もくすぶる。
マクマスター氏の前任者、フリン大統領補佐官が昨年2月、政権のロシア疑惑に絡み就任後程なく辞任。7月にはプリーバス大統領首席補佐官とスパイサー大統領報道官が広報部長に起用されたスカラムチ氏と対立し、3人ともホワイトハウスを去った。(共同)
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