Friday, March 02, 2018 11:12 AM

イバンカ夫妻、新たな疑惑 FBI調査、資質疑問視

 米主要メディアは1日までに、トランプ大統領の長女イバンカ大統領補佐官と夫クシュナー大統領上級顧問のビジネスなどが絡む新たな疑惑を報じ、ホワイトハウス高官としての資質を疑問視する声が高まった。政権内で夫妻への風当たりが強まりそうだ。

 CNNテレビによると、政権発足直後の昨年2月にカナダ・バンクーバーで開業した高層複合ビル「トランプ・インターナショナル・ホテル」を巡り、連邦捜査局(FBI)が建設事業の交渉で中心的役割を担ったイバンカ氏を調査。ホテルはマレーシアの富豪の関連企業が運営し、中国政府と近い人物もビル事業に関わっているという。

 FBIが調べている具体的内容は不明だが、調査が進められているため、イバンカ氏はホワイトハウスの機密情報にアクセスする正式な許可が出ていないとみられる。(共同)