Friday, March 02, 2018 11:13 AM
大統領補佐官、4月辞任か 後任にフォード幹部有力
NBCテレビは1日、トランプ政権がマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を4月にも交代させる準備をしており、後任にフォード・モーターのスティーブン・ビーガン副社長が最有力となっていると報じた。陸軍出身のマクマスター氏は安全保障政策を巡りトランプ大統領と対立し、辞任し米軍に復帰する人事が検討中とされる。
国家安全保障問題担当の大統領補佐官は、北朝鮮核問題やロシアへの対応など安保政策の要となるポスト。マクマスター氏が辞任すれば、トランプ政権は1年余りで安保担当補佐官が2度代わる異例の事態となる。マクマスター氏は早ければ3月末に辞めるという。
後任として有力視されるビーガン氏は米議会で10年以上にわたり外交政策に関わった後、2001〜03年にブッシュ(子)政権の国家安全保障会議(NSC)で当時のライス大統領補佐官の上級スタッフを務めた。その後、フォードで国際担当の副社長に就任した。(共同)
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