Friday, March 02, 2018 11:14 AM
トヨタ、自動運転新会社 3000億円投資、1000人規模
トヨタ自動車とデンソー、アイシン精機は2日、自動運転技術を開発する新会社を共同出資で3月下旬までに東京に設立すると発表した。3000億円以上の開発投資を見込む。3社の社員300人程度で発足し、国内外から技術者を採用して1000人規模に拡大する。最高経営責任者(CEO)は米国人のジェームス・カフナー氏で、社内公用語は英語とする。
自動運転の開発競争が激化する中、トヨタグループの技術力を集めて業界の主導権を握る狙いがありそうだ。自動運転は事故抑制や高齢者が多い過疎地での交通手段の確保につながると期待されている。デンソーやアイシンの自動運転開発は一部を除いて新会社に集約する。両社は自動運転に必要な半導体やセンサーなどの研究を手掛けてきた。
新会社は「トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント」。カフナー氏は人工知能(AI)やロボットの研究を手掛けるトヨタの米国子会社で技術責任者を務めている。(共同)
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