Tuesday, March 06, 2018 10:56 AM

米中間選挙、予備選幕開け テキサス皮切り

 トランプ共和党政権への審判となる中間選挙で各党の公認候補を決める予備選が6日、全米の皮切りとしてテキサス州で実施された。連邦議会上下両院の議席や州知事の座を争う11月の中間選挙が実質的に幕を開け、米国は選挙モードに入る。

 中間選挙は大統領選の反動で大統領の所属政党に厳しい結果が出るのが通例だ。各州の予備選が集中するのは5月以降。本選では、上下両院の過半数を握る共和党が勢力をどれだけ維持できるかが焦点となる。

 全議席が改選され、世論を映しやすいとされるのが下院。1938年から過去20回の中間選挙で大統領与党が議席を伸ばしたのは、クリントン政権下の98年とブッシュ(子)政権下の2002年の2回しかない。(共同)