Wednesday, March 07, 2018 11:17 AM
化学兵器使用を強く非難 北朝鮮に米国務省報道官
米国務省のナウアート報道官は6日、昨年2月にマレーシアで北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄・金正男氏が殺害された事件で、北朝鮮が猛毒の化学兵器である神経剤VXを殺害に使ったと正式に断定し、北朝鮮を強く非難する声明を発表した。
ナウアート氏は、公衆の面前で正男氏が殺害されたことを踏まえ「北朝鮮の冷酷さを示している」と指摘。米国は北朝鮮による大量破壊兵器の保有・開発を一切容認しないと強調した。
化学兵器使用の断定によって、北朝鮮への経済援助や武器売却などが禁止される。ただ、これまでも制裁の対象になっており圧力強化をアピールする狙いとみられる。(共同)
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