Thursday, March 08, 2018 11:31 AM

日米韓、外相会談開催へ 16日軸、対北朝鮮圧力確認

 日米韓3カ国が外相会談をワシントンで開く方向で最終調整に入ったことが7日分かった。複数の外交筋が明らかにした。16日の開催が軸。北朝鮮が米国との対話の用意を表明するなど融和攻勢を仕掛ける中、朝鮮半島の非核化という目標を堅持するとともに「最大限の圧力」を緩めない方針を確認、結束をアピールする。

 日米両政府には、北朝鮮が南北の関係改善を目指したい文在寅政権に接近し、制裁包囲網に風穴をあけようとしているとの警戒感も根強く、韓国側にくぎを刺す狙いもある。

 会談には河野太郎外相、ティラーソン米国務長官、韓国の康京和外相が出席する見通し。聯合ニュースは8日、康氏が来週訪米する方向で調整中だと伝えた。(共同)