Friday, March 09, 2018 11:17 AM

バスケ、渡辺のGW大敗れる 全米大学選手権出場逃す

 全米大学体育協会(NCAA)1部のバスケットボール男子で渡辺雄太(23)が所属するジョージ・ワシントン(GW)大が8日、ワシントンでのアトランティック10カンファレンス選手権2回戦でセントルイス大に63-70で敗れ、1部校の頂点を争う全米大学選手権出場を逃した。4年生の渡辺は後半途中に右足を捻挫し、コートに戻ることができず無念の大学最終戦となり「すごく悔しかったですし、正直何でこのタイミングなんだと…」と涙を流した。

 香川・尽誠学園高から2013年に渡米し、翌14年にGW大に入学。今季は主将を務め、攻守両方でチームを引っ張ってきた。4年間を「すごく成長できた。特に今年はエースとして自分自身でも精神的に追い込んだ」と振り返った。

 次に目指すものは米プロのNBAだ。身長206センチながら機敏に動け、さまざまなポジションの選手を守ることができる能力にたける。その目標をかなえるには若手選手が集まる7月のNBAサマーリーグに参加することが大事になる。(共同)