Monday, March 12, 2018 12:39 PM
人権問題打開へ対話要求 国連報告者、北朝鮮に
ジュネーブで開催中の国連人権理事会(47カ国)は12日、北朝鮮の人権問題の討議に入った。この問題を担当するキンタナ国連特別報告者が演説。最近の南北関係改善に向けた動きを協議の好機と捉え、日本人拉致などの人権侵害問題の打開に向け北朝鮮に対話を促した。
キンタナ氏は政治犯収容所の存在など北朝鮮は「恐怖の国家体制」であり続けていると指摘。核・ミサイル問題を重視するあまり「人権問題を脇にどけてはいけない」と強調した。北朝鮮には対話を通して人権問題への対処を求めた。
また、北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁に関して「北朝鮮国民の生活に悪影響を与えている可能性がある」と懸念を示した。(共同)
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