Wednesday, March 14, 2018 11:27 AM

渡部暁2位、総合Vへ前進 スキーW杯複合個人第17戦

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は13日、ノルウェーのトロンヘイムで個人第17戦が行われ、平昌冬季五輪個人ノーマルヒル銀メダルの渡部暁斗(北野建設)が2位に入った。首位を走る個人総合得点では、残り5戦で2位ヤン・シュミット(ノルウェー)との差を149点に広げ、初制覇に前進した。

 渡部暁は前半飛躍(ヒルサイズ=HS140メートル)で132メートルを飛び、139.5点の首位。後半距離(10キロ)では27秒差の4位で出た平昌五輪金のエリック・フレンツェル(ドイツ)との一騎打ちで最後に競り負けた。フレンツェルは今季2勝目、通算43勝目。

 山元豪(ダイチ)は10位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は18位、渡部善斗(北野建設)は24位、加藤大平(サッポロノルディックク)は35位、渡部剛弘(ガリウム)は37位だった。(共同)