Thursday, March 15, 2018 12:22 PM

渡部暁5位、総合Vに前進 スキーW杯複合個人第18戦

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は14日、ノルウェーのトロンヘイムで個人第18戦が行われ、平昌冬季五輪個人ノーマルヒル銀メダルの渡部暁斗(北野建設)は5位だった。トップを走る個人総合得点では2位ヤン・シュミット(ノルウェー)との差を178とし、初制覇に前進した。

 渡部暁は前半飛躍(ヒルサイズ=HS140メートル)で5位につけ、首位と36秒差で出た後半距離(10キロ)は中盤から先頭でレースを引っ張ったが、終盤にかわされた。ファビアン・リースレ(ドイツ)が今季2勝目、通算7勝目を挙げた。山元豪(ダイチ)は2戦続けて10位となった。

 永井秀昭(岐阜日野自動車)は24位、渡部善斗(北野建設)は25位、渡部剛弘(ガリウム)は34位で、加藤大平(サッポロノルディックク)は後半距離を棄権した。(共同)