Friday, March 16, 2018 11:34 AM

米、21日利上げ決定へ 年4回に修正の可能性も

 米連邦準備制度理事会(FRB)は20、21日に金融政策を協議する連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。拡大している景気の過熱を防ぐため、約3カ月ぶりとなる追加利上げを決める見通しだ。最近の堅調な経済指標を受けて、年内の利上げ予想を4回に上方修正する可能性もある。

 今回のFOMCは、2月にFRB議長に就任したパウエル氏が初めて委員長を務め、議論をまとめる。パウエル氏は2月の議会公聴会で「景気の見通しは強い」とし「政策金利を段階的にさらに引き上げるのが最善策だ」と述べた。

 金融市場は3月21日の利上げ決定をほぼ確実視している。現在は年1.25〜1.50%の政策金利を0.25%引き上げるとみられている。(共同)