Monday, March 19, 2018 11:35 AM

共有オフィス7都市に ウィーワーク、3年以内

 共有オフィス事業を手掛ける米ウィーワーク日本法人のクリス・ヒル最高経営責任者(CEO)は共同通信のインタビューに応じ、3年以内に大阪や福岡など日本の7都市に進出する計画を明らかにした。共有オフィスは複数の事業者が利用できる仕事場で、従業員の柔軟な働き方を認める企業などの需要が今後拡大すると判断した。

 ウィーワークは世界21カ国で事業を展開し、日本には2月に進出した。個室だけでなく、起業家や大企業の社員などが自由に交流できる場所を設けている。現在東京都内に2拠点を展開するが、早期に50拠点程度に拡大する。大阪には年内に進出する考えだ。

 ヒル氏は、共有オフィスの活用が時短勤務にもつながることから「政府が進める働き方改革が日本事業の追い風となる」との見方を示した。(共同)