Monday, March 19, 2018 11:36 AM
原発事故、支援継続訴え 福島避難者、国連で演説
国連人権理事会(47カ国)は19日、日本の人権状況の審査に関する会合を開いた。東京電力福島第1原発事故後、福島県郡山市から避難し、大阪市で子ども2人と生活する森松明希子さん(44)=兵庫県伊丹市出身=が非政府組織(NGO)を代表して演説、支援継続の必要性を訴えた。
森松さんは市民を放射線から守る日本政府の施策は不十分だと指摘。政府に人権理の勧告を直ちに実施するよう求め、各国にも「福島の特に脆弱な子どもをさらなる被ばくから守ることに力を貸してください」と述べた。
会合は昨年11月の作業部会で各国から出された日本への217項目の勧告と、項目ごとに受諾するかどうか表明した日本政府の見解を盛り込んだ報告書を採択した。(共同)
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