Monday, March 19, 2018 11:36 AM

BGM無断使用で賠償命令 JASRAC勝訴、札幌

 著作権を管理する楽曲を理容店のBGMとして無断使用されたとして、日本音楽著作権協会(JASRAC)が経営者の男性に損害賠償などを求めた訴訟で、札幌地裁(谷有恒裁判長)は19日、JASRACの主張を認め、男性に約3万円の支払いと楽曲の使用差し止めを命じる判決を言い渡した。

 JASRACによると、管理する楽曲のBGM無断使用を巡る訴訟の判決は、全国で初めて。

 判決によると、男性は2014年5月〜17年6月、著作権使用料の支払い契約を結ばないまま、楽曲を理容店のBGMとして携帯音楽プレーヤーで再生し、JASRACに損害を与えた。(共同)