Wednesday, March 21, 2018 11:24 AM

松山英樹「いいプレーを」 デル・マッチプレーに向け調整

 男子ゴルフの世界選手権シリーズ、デル・マッチプレー開幕前日の20日、前週に左手の痛みから6週間ぶりにツアー復帰をした松山英樹が、会場のテキサス州オースティンのオースティンCCで最終調整し「まだまだ時間はかかりそうだけど、いいプレーができるように調整したい」と意気込んだ。

 出場64人が4人一組に分かれて3日間の1次リーグを戦い、各組1位の16人が決勝トーナメントへ進む。松山は21日から宮里優作、キャメロン・スミス(オーストラリア)、パトリック・カントレー(米国)と争う。この大会では過去4度のうち16強入りは1度のみで「マッチプレーは苦手。何か知らないけど」と弱気な一面ものぞかせた。

 復帰戦だった18日までのアーノルド・パーマー招待(フロリダ州オーランド)では49位。19日にも痛みの再発を防ぐために練習量を抑えながらも夕方までクラブを振り、メジャー第1戦のマスターズ・トーナメント(4月5日開幕)へ復調を図る。この日の練習ラウンドは、組み合わせが決まる前から約束していた宮里とした。2日連続で回ることになり、2人とも「まさか。楽しみ」と笑顔で口をそろえた。(共同)