Wednesday, March 21, 2018 11:27 AM

シリア「原子炉」空爆確認 イスラエル、イランに警告

 イスラエルは21日、2007年にシリアで建設中の原子炉だったとされる施設に対して行われた空爆は、イスラエル軍が実施したと初めて確認した。同国メディアが伝えた。

 空爆はこれまでもイスラエルが行ったとされていたが、公式には確認されていなかった。イスラエルは、敵対関係にあるイランが内戦を機にシリアでの存在感を高めていることを強く懸念している。10年以上たったこの時期に空爆を初確認したのは、イランを警告する狙いがあるとみられる。

 イスラエルは「イスラエル空軍の戦闘機が07年9月5〜6日の夜間に空爆し、施設の破壊に成功した」とし「イスラエルや地域全体の脅威を取り除いた」と主張した。(共同)