Monday, March 26, 2018 10:22 AM

ソフトB川崎選手が退団 このまま引退の可能性

 プロ野球のソフトバンクは26日、契約未更改だった川崎宗則内野手(36)が退団すると発表した。任意引退ではなく自由契約にすることで現役続行の選択肢は残るが、しっかりしたトレーニングが長い間できていないといい、このまま引退する可能性がある。

 米球界から古巣に復帰した昨季は夏に両足を痛め、復帰できないままシーズンを終えた。球団を通じ「リハビリを続けてきましたが、同時に自律神経の病気にもなり、体を動かすのを拒絶するようになってしまいました。ホークス球団と協議して自由契約という形で、野球から距離を置いてみようと決断しました」とコメントした。

 球団は選手以外の選択肢を用意することを含め、話し合いを続ける方針。川崎は2000年に鹿児島工高からドラフト4位でダイエー(現ソフトバンク)入り。主力に育ち、06、09年はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の2連覇に貢献した。12年に渡米し、大リーグ3球団でプレーした。(共同)