Wednesday, March 28, 2018 10:47 AM
首相訪米、4月17〜19日軸 対北朝鮮、輸入制限議題
政府は安倍晋三首相の訪米について、4月17〜19日の日程を軸に調整に入った。トランプ大統領との首脳会談は18日が有力。政府関係者が28日、明らかにした。4〜5月に見込まれる南北、米朝の首脳会談を控え、北朝鮮の核・ミサイル開発放棄に向けた緊密連携を確認し、日本人拉致問題解決への協力も求める。米国の鉄鋼、アルミニウムの輸入制限も議題に取り上げる考えだ。
首相の訪米は、昨年9月に国連総会出席のためニューヨークを訪れて以来で、トランプ氏との直接会談は6回目となる。非核化が最大のテーマとなる南北、米朝の首脳会談に向け、日米の対処方針を緊急に擦り合わせる必要があると判断した。
会談で両首脳は、北朝鮮が非核化への具体的行動を取るまで、最大限の圧力をかけ続ける方針は不変だと確認。首相はトランプ氏に「完全で検証可能、不可逆的な方法」で実現しなければならないと訴える。米朝首脳会談で、拉致問題解決を提起するよう要請する。（共同）
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