Thursday, March 29, 2018 10:35 AM
牛肉輸入制限、3月末まで 米産冷凍、発動後8%減
政府が米国産などの冷凍牛肉を対象に昨年8月に発動した緊急輸入制限(セーフガード)が3月末に期限を迎え、引き上げていた関税率を4月に戻す。発動から今年2月までの間、米国産冷凍牛肉の輸入数量は前年同期に比べ約8%減った。今後も輸入制限の仕組みは残るため、日米交渉で対立の火種になる可能性がある。
2017年4〜6月に冷凍牛肉の輸入量がセーフガードの発動基準を上回った。日本は昨年8月、関税率を38・5%から50%に引き上げて輸入量を抑える措置を取った。
この結果、農林水産省によると、米国産の冷凍牛肉は昨年8月から今年2月の数量が累計で4万5189トンと約8%減少した。(共同)
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