Monday, April 02, 2018 11:14 AM

酸素マスクの機器故障か 米航空機、成田に緊急着陸

 国土交通省は2日、3月31日午後に香港発ダラス行きのアメリカン航空126便ボーイング777で酸素マスク6個が下りるトラブルがあり、成田空港に緊急着陸したと発表した。乗客乗員計321人にけがはなかった。機器の故障とみられる。

 酸素マスクは、機内の気圧が低下すると自動的に下りるが、気圧低下は確認されていない。機長も酸素マスクを下ろす操作はしていないという。

 国交省によると、トラブルは31日午後5時55分ごろ、東シナ海海上の高度約8800メートルを飛行中に発生。同午後8時ごろ、成田空港に緊急着陸し、点検整備後に再びダラスに向けて出発した。(共同)