Tuesday, April 03, 2018 12:30 PM

北朝鮮「中国と意思疎通」 外相会談、友好関係を強調

 中国の王毅国務委員兼外相と北朝鮮の李容浩外相は3日、北京で会談し、李外相は朝鮮半島問題を巡る中国との意思疎通の強化を表明した。中国外務省が発表した。両国は伝統的な友好関係を強調し、高官同士の往来を増やす。

 中朝は金正恩朝鮮労働党委員長が3月下旬に中国を訪問、習近平国家主席と会談し、朝鮮半島の核問題を平和的に解決する考えで一致した。北朝鮮は南北や米朝の首脳会談を控えており、中国との連携を一層確実にしておきたい考えとみられる。

 会談で李氏は「朝鮮半島の問題を巡り、中国と密接で戦略的な意思疎通を保つ」との考えを示し、王氏は「伝統的な友好を維持、発展させることは両国と地域にとって重要」と応じた。(共同)