Wednesday, April 04, 2018 12:02 PM
イタリア政権樹立へ協議開始 総選挙受け、曲折予想も
3月上旬に実施されたイタリア総選挙の結果を受け、マッタレッラ大統領は4日、各党の代表者らとの協議を開始した。大統領が新首相候補を指名するが政権樹立には上下院の信任が必要。いずれの勢力も過半数の議席を得ておらず、連立交渉は曲折が予想される。地元紙は4日、大統領が政権樹立には2カ月かかると考えていると伝えた。
首相への指名が取り沙汰されるのは、第1勢力となった中道右派連合の中心「同盟」のサルビーニ書記長と、単独政党としてはトップの得票率だった新興組織「五つ星運動」の首相候補ディマイオ氏だ。
大統領は5日に両氏とそれぞれ会談する予定で、同盟と五つ星が連立を組むシナリオもささやかれるが、双方とも首相の座を譲る気配はない。（共同）
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