Wednesday, April 11, 2018 11:22 AM

米テロ対策補佐官辞任〜ボルトン氏が排除か

 ホワイトハウスは10日、ボサート大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)の辞任を発表した。複数の米メディアは9日就任したボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がボサート氏の辞任を求めたと報道。ボサート氏はボルトン氏の前任のマクマスター氏と近いため、排除されたとみられる。

 8日には国家安全保障会議(NSC)のアントン報道官の辞任が発表されたばかり。強硬派のボルトン氏が就任早々、外交安保部門の人事で影響力を発揮し始めた可能性がある。ホワイトハウスはボサート氏やアントン氏の辞任理由を明らかにしていない。

 トランプ政権は高官の辞任が相次ぎ、不安定な政権運営が続いている。(共同)