Friday, April 13, 2018 11:18 AM
「首相案件」文書確認 柳瀬氏、国会招致へ
斎藤健農相は13日の閣議後の記者会見で、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画に関し、柳瀬唯夫経済産業審議官が首相秘書官当時の2015年4月に愛媛県職員らと面談し、「首相案件」と発言したとする県作成の文書が農林水産省内で見つかったと発表した。柳瀬氏は記憶がないと主張するが、関連文書の存在が相次いで確認され、「加計ありき」を否定してきた政権への疑惑は再燃。自民党は柳瀬氏の参考人招致を野党に提案する方針を固め、政権がさらなる窮地に立たされるのは必至だ。
この問題で政府が文書の存在を正式に認めたのは初めて。安倍晋三首相は13日、大阪府東大阪市で記者団に「国民の行政への信頼が揺らいでいる。徹底的に調査し、うみを出し切る」と述べた。立憲民主党の福山哲郎幹事長は党会合で「もはや政権を維持できる状況にない」と批判した。自民は16日に柳瀬氏の招致を提案する考えだが、野党は虚偽証言への罰則規定がある証人喚問が不可欠と主張する構えだ。
文書に関し、県は農水省以外にも複数省庁に渡った可能性を示しているが、文部科学省や厚生労働省で13日時点で「まだ報告する状況にない」「見つかっていない」と説明。柳瀬氏は「これまでのコメントの通りだ」と面談を改めて否定した。(共同)
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