Friday, April 13, 2018 11:19 AM

過激派が子供1000人超拉致 ナイジェリア、13年以降

 国連児童基金(ユニセフ)は13日、ナイジェリア北東部で2013年以降、イスラム過激派ボコ・ハラムが1000人以上の子供を拉致したと発表した。

 学校襲撃も相次ぎ、ボコ・ハラムが過激化した09年以降、少なくとも約2300人の教師が殺害され、1400以上の学校が破壊された。ユニセフは「自宅や学校、公共の場で、子供が残虐な暴力行為の標的となり続けている。子供は教育を受け、保護される権利がある」と訴えている。

 ボコ・ハラムは14年、北東部ボルノ州で学校を襲撃して女子生徒276人を拉致し、救出を求める国際世論が高まった。生徒の一部は解放されたが、いまだに約110人の行方が分かっていない。(共同)