Wednesday, April 18, 2018 12:11 PM

米朝、首脳会談へ前進 トランプ氏「解決の好機」

 トランプ大統領は18日、中央情報局(CIA)のポンペオ長官が北朝鮮を訪問して金正恩朝鮮労働党委員長と会談したことを確認、「とてもうまくいった。首脳会談の詳細を詰めているところだ」とツイッターで表明した。17日には「世界的問題を解決するチャンス」と米朝首脳会談に意欲を示し、実現に向け前進していることを強調した。一方で会談を開かない可能性にも言及。北朝鮮の非核化を巡る意見の隔たりが残っているとみられ、首脳会談の準備交渉は重要な局面に入ったもようだ。

 ワシントン・ポスト紙は、ポンペオ氏が4月1日ごろ訪朝したと報じたが、トランプ氏は先週だったとしている。

 ロイター通信によると、次期国務長官に指名されているポンペオ氏の訪朝は韓国が仲介。正恩氏が首脳会談開催に真剣かどうかを見極める目的があり、韓国の情報機関、国家情報院の徐薫院長が北朝鮮の金英哲・朝鮮労働党副委員長と共に訪朝計画に携わったという。金英哲氏は平昌冬季五輪閉会式に合わせ訪韓するなど、徐氏と共に南北対話に深く関わっている。(共同)