Wednesday, April 18, 2018 12:13 PM

CIA長官、正恩氏と会談 首脳会談実現へ極秘訪朝

 次期米国務長官に指名されているポンペオ中央情報局(CIA)長官がトランプ大統領の特使として北朝鮮を極秘に訪問、金正恩朝鮮労働党委員長と会談していたことが17日明らかになった。米主要メディアが報道、トランプ氏も18日、ツイッターで確認した。ワシントン・ポスト紙はポンペオ氏の訪朝を4月1日ごろと報じたが、トランプ氏は先週としている。

 トランプ氏は17日、安倍晋三首相との会談で、史上初の米朝首脳会談は「世界的問題を解決するチャンス」と述べ、実現に向け前進していることを強調、北朝鮮の核・ミサイル問題解決に強い意欲を示した。

 18日にはツイッターで、ポンペオ氏と正恩氏の会談が「とてもうまくいった」として「首脳会談の詳細を詰めているところだ」と表明した。

 2000年に当時のオルブライト国務長官が平壌で故金正日総書記と会談して以来の最高レベルの米朝接触。米朝当局が首脳会談のため複数回接触したことは明らかになっていたが、高官レベルの協議が判明したのは初めて。(共同)