Friday, April 20, 2018 11:15 AM

元NY市長、弁護団入り 米政権のロシア疑惑に対応

 米主要メディアは19日、トランプ大統領の選挙戦を支えたジュリアーニ元ニューヨーク市長がトランプ氏の顧問弁護団に加わったと報じた。モラー特別検察官が進めるロシア疑惑の捜査に対応する。

 一方、ブルームバーグ通信によると、モラー氏を監督する立場にあるローゼンスタイン司法副長官が12日、ホワイトハウスでトランプ氏に会い、モラー氏の捜査やトランプ氏の顧問弁護士コーエン氏に対する連邦捜査局(FBI)の捜査で、大統領は訴追対象ではないと伝えた。捜査の進展次第で対象になる可能性は残されているという。

 大統領がモラー、ローゼンスタイン両氏を解任する強硬策を取るかが注目されているが、トランプ氏は12日以降、両氏を排除する適切なタイミングではないと側近に話しているという。(共同)