Friday, April 20, 2018 11:15 AM

銃規制主張の高校生ら選出 米誌、影響力ある100人

 米誌タイムは19日、毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」を発表し、2月に銃乱射事件が起きたフロリダ州の高校の生徒で、銃規制強化を訴え続ける5人が選ばれた。日本からは安倍晋三首相とソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が入った。

 高校生5人についてはオバマ前大統領が紹介文を寄せ、生徒たちの訴えにより一部の小売店が銃を販売する顧客の年齢を引き上げるなど、成果を上げていると評価。「彼らは、米国はより良くなれると主張する力を持っている」とたたえた。

 安倍首相はトランプ大統領や中国の習近平国家主席、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長とともに「指導者」部門で選ばれた。オーストラリアのターンブル首相が「自信と活力に満ちたリーダーシップで日本経済を生き返らせた」と紹介した。安倍首相は2014年にも選出された。(共同)