Wednesday, April 25, 2018 11:21 AM

米軍オスプレイが緊急着陸 普天間所属、奄美空港に

 25日午後4時半ごろ、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の輸送機オスプレイが、鹿児島県奄美市の奄美空港に緊急着陸した。着陸したのは2機で、けが人や機体の損傷などはなく、民間機への影響も出ていないという。奄美空港には2017年6月にも普天間所属のオスプレイ1機が緊急着陸している。

 九州防衛局によると2機は、午後5時50分ごろに奄美空港を離陸した。米軍は防衛省側に対し、着陸の理由について「2機のうち1機の警告灯が点灯したためだ」と説明し、「機体点検後に問題がないと確認されたため、普天間飛行場に戻る」と伝えた。

 在日米海兵隊(司令部・沖縄)は声明で、メンテナンス上の問題が起き、最寄りの空港に安全に着陸させるため、標準的な作業手順に従って適切な措置を取ったと強調した。警告灯が点灯した機体は午後6時40分ごろに普天間飛行場に着陸し、もう1機は25日夜、米軍岩国基地(山口県岩国市)に着陸した。(共同)