Wednesday, April 25, 2018 11:22 AM
EV主戦場で最新車披露 北京モーターショー開幕
世界有数の自動車展示会、北京国際モーターショーが25日、開幕した。世界の自動車メーカーが最新の電気自動車(EV)などを披露。中国政府はEVなど新エネルギー車の普及を急速に進める方針だ。各社は世界最大の自動車市場である中国をEVの主戦場と位置づけ、相次いで新車を投入する。
トヨタ自動車は小型セダン「カローラ」と「レビン」のプラグインハイブリッド車(PHV)を世界初公開。トヨタが初めて海外生産するPHVとして2019年に中国で発売する。これらを含め、20年までに中国で10の電動車の投入を計画する。小林一弘専務役員は「自動車(業界)は100年に一度の変革期のまっただ中にある」と指摘し、モーターなどの現地生産を強化するとした。
日産自動車は新型EV「シルフィ ゼロ・エミッション」を世界初公開。日産ブランドとして中国で量産する初のEVで、今年後半に発売する。1回の充電で338キロの距離を走行可能という。日産幹部は今後5年間で電動化車両を中国で20車種発売すると表明した。(共同)
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