Thursday, April 26, 2018 11:52 AM

米次期長官が指名辞退 問題続出、政権に失点

 ホワイトハウスは26日、トランプ大統領が次期退役軍人長官に指名した大統領専属医ジャクソン氏が辞退したと発表した。ジャクソン氏は公務中の飲酒疑惑など問題が相次ぎ発覚し、閣僚としての適格性が問われていた。

 米政権では3月にティラーソン国務長官やマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が更迭されるなど、高官の辞任や解任が日常化。3月28日に更迭されたシュルキン氏の後任として抜てきされたジャクソン氏の指名辞退は政権に失点となる。

 上院退役軍人委員会は調査のため、25日に予定していた人事承認の公聴会を延期。ジャクソン氏は25日夜、進退を巡りホワイトハウスで政権高官らと協議した。(共同)