Monday, August 15, 2016 1:15 PM

「イスラム国」が犯行声明 シリア反体制派のバス自爆

 シリア北西部イドリブ県とトルコ南部ハタイ県との国境検問所付近で発生した自爆で、過激派組織「イスラム国」(IS)は15日、ISの戦闘員が自爆したと犯行声明を出した。

 自爆は反体制派の戦闘員を輸送するバスの車内で起きた。戦闘員の輸送バスへの攻撃は初めてとみられ、ISの新戦術の可能性がある。シリア人権監視団(英国)は、犠牲者の数が32人になったと発表した。

 声明は「米国に支援され、(シリア北部)アレッポ近郊でISと戦う準備をしていた戦闘員を標的にした」としている。(共同)