Wednesday, May 09, 2018 10:59 AM
次期トップに保守派論客 全米ライフル協会
米国最大の銃擁護団体「全米ライフル協会」(NRA)は8日までに、1980年代のイラン・ニカラグア秘密工作事件の中心人物で、保守派論客のオリバー・ノース氏(74)を次期会長に選出したと発表した。内部手続きを経て正式就任する。
ノース氏は元海兵隊中佐。レーガン政権下でイランに武器を極秘に売却し、売却益をニカラグアの反政府ゲリラ「コントラ」支援に流用した秘密工作を担当した。事件発覚後は「米国のために愛国心からやった」と主張し、現在も保守派に影響力を持つ。
ノース氏は事件を巡って、議会への偽証罪などにより一審で有罪となったが、控訴審で公訴棄却に。近年は保守系メディアで政治評論家として活躍していた。(共同)
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