Wednesday, May 09, 2018 11:02 AM

NY原油上昇、一時71ドル 3年5カ月ぶり高値

 9日午前のニューヨーク原油先物相場は、イラン情勢の緊迫化への懸念から買いが優勢となり値上がりした。指標の米国産標準油種(WTI)6月渡しは一時、2014年11月下旬以来、約3年5カ月ぶりの高値水準となる1バレル=71ドル台をつけた。

 午前9時現在は前日比1.81ドル高の70.87ドル。

 8日にトランプ大統領がイラン核合意から離脱し、経済制裁を再開すると表明。イラン産原油の供給が減少するとの見方から、買いが膨らんだ。(共同)