Friday, May 11, 2018 10:50 AM

EUも外相会合発表 イラン核合意危機

 欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表は11日、存続の危機に陥ったイラン核合意への対応を協議するため、15日にEU本部があるベルギー・ブリュッセルで、イランと英独仏、EUの外相会合を主催すると発表した。

 会合はまず欧州側だけ実施し、その後にイランのザリフ外相が合流。米国抜きでの合意の維持を巡り、打開策を模索する。欧州側はイランが合意を完全に履行する限り、合意維持を支持するとしている。

 EUは16〜17日、ブルガリアのソフィアで予定している非公式首脳会議でも、この問題を議題に追加。EUとしての共通の姿勢を打ち出したい考えだ。(共同)