Monday, May 14, 2018 10:39 AM

高まる祭典へのムード サッカーW杯来月14日開幕

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は14日、開幕まで1カ月となった。スタジアムの新改築が完了した11都市12会場の開催地では、準備も周辺の花壇整備や道路舗装の最終段階に入っており、4年に1度の祭典に向けたムードが高まってきた。

 首都モスクワ中心部では開幕までのカウントダウンボードや大会マスコット「ザビワカ」の前で記念撮影する人が絶えない。W杯の記念Tシャツを着て友人と撮影していた会社員アレクセイ・シェリコフさん(28)は「世界レベルの大会が待ち遠しい」と話した。

 13日の大会組織委員会の発表によると、観戦のためにチケットと同時に必要となる観戦者パスポート「ファンID」の予約は75万件に達した。うち半分は開催国ロシアで、米国3万2000、メキシコ2万5000、中国2万3000、アルゼンチン2万600、コロンビア1万9400と続くという。(共同)