Monday, May 14, 2018 10:43 AM

連続テロ、3家族連携か インドネシア、友人同士

 インドネシア東ジャワ州の州都スラバヤの警察本部で14日朝、爆発が起き、警官4人、市民6人の計10人が負傷した。国家警察は実行犯は5人家族で自爆テロだったとした。スラバヤ一帯では13日以降、キリスト教教会を狙った自爆テロを含め複数の連続爆発が起きた。国家警察のティト長官は連続爆発に計3家族が関与し「(それぞれが)一つのネットワークでつながっていた」と明らかにした。連携して自爆テロを起こした可能性がある。

 うち2家族の父親は友人同士で、過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う「ジャマア・アンシャルット・ダウラ(JAD)」のメンバー。一方はJADの地元支部のリーダー格を務めていた。

 これまでにテロ犯側の13人を含む計25人が死亡した。(共同)