Tuesday, May 15, 2018 11:35 AM
スポーツ賭博禁止法は無効 米最高裁、合法化に道
米連邦最高裁は14日、ほぼ全ての州でスポーツ賭博の運営などを禁じる連邦法は無効だとする判断を示した。全米の州でスポーツ賭博が合法化されることに道を開く可能性があるという。判事9人のうち6対3の多数意見。米メディアが報じた。
報道によると、1992年の連邦法は、州がスポーツ賭博の後援、運営や促進、認可などをすることを禁じた。長年スポーツ賭博やスポーツくじが合法だったネバダなど、一部の州はこの連邦法から除外された。
米国では、年間1500億ドル(約16兆4500億円)が違法スポーツ賭博に投じられているとされ「スポーツ賭博の合法化で州の税収増が見込まれ、違法賭博の取り締まりを強化できる」という肯定派と、「プロスポーツでやらせなどの不正が横行し、賭博にのめり込む人が増加する恐れがある」と主張する反対派の両論がある。(共同)
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