Friday, May 18, 2018 11:00 AM

「けだもの」発言正当化 トランプ氏

 トランプ大統領は17日、移民の一部を「けだもの」と呼んだ発言について、中米に本拠地があり米国で殺人や誘拐などの犯罪を頻繁に起こすギャング「MS13」を指していたことは話の流れから分かるはずだと記者団に語り、発言は正当だとの立場を示した。

 サンダース大統領報道官は17日の記者会見で「MS13は極めて残忍だ。大統領の言葉が強すぎることはない」と述べた。

 トランプ氏は16日、ホワイトハウスでの会議で、不法移民らが凶悪犯罪を起こしていると指摘し「人間じゃない。けだものだ」と発言。米メディアの一部は「移民をけだものと呼んだ」と伝え、問題視した。(共同)